* 明治23年から平成13年まで、焼成煉瓦をホフマン式輪窯(登窯)で製造。
* ホフマン窯はドイツ人フリードリッヒ=ホフマンが19世紀半ばに開発し特許を得た赤煉瓦焼成用の輪窯で、昭和26年には全国で50基あったが、現在は4基のみ残っているとのこと。
* 野木町煉瓦窯は16区画の窯を順次循環移動しながら、窯詰め・余熱・焼成・冷却・窯出しを繰り返しながら連続的に赤煉瓦を焼く窯で、昭和54年に国の重要文化財に指定されている。
■三県境
かっては渡良瀬川の川の中にあった群馬・栃木・埼玉の3県の県境、明治から大正時代にかけての河川改修で、いまは田んぼの中。
渡良瀬遊水地の西側に走る県道9号線を北から走ると、
県名を記した道路標識版が18㎞の道路延長で、
栃木→群馬→埼玉→群馬→栃木→埼玉→茨城
と変化するという。