下記ボタンをクリックすると、今回の「一本杉林道」を積雪の道を真壁から登った記録をみれます。
■「筑波連山」のうち、筑波山から北に広がる「北筑波連山」地域を歩いた実績とルート
*一都6県を一筆書にぐるりと一周する「首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)」の全ルートを踏破(2010年4月~2017年7月)した際、群馬県コースNo.7「御嶽山から坂東24番札所へのみち」(2013年8月)とコースNo.8~9[筑波連山縦走のみち」(2013年4月)を歩いてから8年+の間で、今回は15回目の歩きである。
*筑波連山の歩行実績のうち筑波山、宝篋山、そして東に連なる吾国山や難台山の東筑波連峰は別の山行記録集計にすることにした、北筑波連山山行実績集成一覧を作ってみた。
■歩いたルートと距離~標高グラフ
* 加波山の麓・真壁長岡、そして加波山には多くの加波山神社の名がつく神社外の神社があり、これまで何度も歩いたがよく違いが理解できていない。再度ホームページを覗くと、
・加波山三秖(サエナスヅミ)神社本宮(通称:加波山神社本宮)
・加波山神社
があり、それぞれが里宮、親宮、中宮、本宮(本殿)、奥宮、拝殿など抱えているようだ。また加波山神社の名がついていないたばこ神社など摂社や末社があるようだ。
* この歩行記録では原則として登山道名を含め、加波山三秖(サエナスヅミ)神社本宮のHPでの名を使っている。
■真壁町長岡から加波山神社親宮への親宮バリエーションルートを採石場へ
* 今回の上りは、真壁長岡から直接山頂への本宮登山道でなく、親宮登山道、それも採石場への急坂舗装林道をさけて、加波根不動の裏手から沢を渡り、17-0131で一度歩いた尾根道を採石場上へ歩いた。
* ルート案内標識は無いバリエーションルートで展望もないが、踏み跡はしっかりしている良い道だった。
* 採石場上で林道への出口は、これまで何度か下山時に歩こうかトライして見付からなかったが、今回も標識や目印もなく、手持ちのGPSにルートを入れておきナビに使うようにしたがいいようだ。
* 写真1段目左:ソバ畑から正面に加波山、その左に親宮がある峠、左が燕(ツバクロ)山。
* 写真1段目右:加波山三秖(サエナスヅミ)神社本宮里宮
* 写真2段目左:加波山神社真壁拝殿
* 写真2段目中:燕岳~加波山に向かって
* 写真2段目右:左からきのこ山~筑波山の筑波連山
* 写真3段目中:加波根不動、社左手の裏にまわると沢を渡る危なっかしい鉄板の橋あり
* 写真4段目パノラマ:この地域できりだされている御影石の採石場で、真壁には墓石や石像など多くの石加工場がある
加波根不動から本宮登山道に分岐して直ぐにある採石場より規模は小さいようだ
■親宮登山道を親宮・社務所・ユースホステル(加波山荘/営業中?)がある峠へ
*写真3段目右:左が加波山三秖(サエナスヅミ)神社親宮、登山道口を挟んで向かい合わせの右に加波山神社本殿拝殿(かな?)
■親宮がある峠から筑波山嶺公園へ加波山岩山越えのみち
* この日一番の山道らしい山道、二つの神社の間から険しい岩道を登り、摂社・末社・祀られた大岩の間を約87m登ると山頂で加波山神社本殿がある山頂へ。
*山頂から「本宮登山道」分岐そして加波山三秖(サエナスヅミ)神社本宮を横目に見過ごすと、熊笹に覆われたワクワクする登山道。
*写真一段目右の「旗立石」を過ぎると、修理されないていない朽ちかけた木の手摺そのままの急勾配階段。
*この階段を標高差100m程下ると、目の前の木々の間から丸山山頂の風力発電塔、そして「北筑波稜線林道」「筑波山嶺公園」へ。
*「筑波山嶺公園」の御影石で作られたモニュメントの石をベンチにして、遅めの昼食。
*食事中に、バイクで自然の中のツーリングを楽しむ若者に出合う。この林道はマウンテンバイク、オフロードバイクなどを楽しむメッカの一つのようだ。
■北筑波山稜林道を一本杉峠へ
* 紅葉シーズンにはちょっと早いが、樹林の中の快適な林道歩きを楽しめた。
* しばらく歩くと、この「北筑波山稜林道」と「(県道218号)大塚真壁線林道」が交差する「一本杉峠」へ。
* この日の計画は、ここから「(大塚真壁線林道)一本杉林道」を真壁に下りる予定だが、分岐点には<この先車両通行不能>の案内板。
* 4年半程前「17-0213筑波連山縦走」の歩きで、真壁からここ一本杉峠まで「一本杉林道」を登ってきた際、路面崩壊個所が多々あるもオフロード車の轍の跡があり、歩く分には問題ないだろうと思うが現状はどうなっているだろうか?
* 峠で休憩中のオートバイでツーリング中の若者に話を聞くと、”走ったことは無く、自分独りでは怖くて走れない”と。
* ここから「北筑波山稜林道」を「きのこ山」まで行って下山すると、日没前の下山には遅すぎる。歩くのは問題無いだろうと判断。
■「一本杉峠」から「一本杉林道」を真壁へ下山
* 下山を始めると直ぐに、もう車道では無い。4年半程前「17-0213筑波連山縦走」での状態より相当に悪くなっているようで、山崩れ・落石・河川からの流水等々、沢歩き風。それでも至る所にオフロード車(オフロードバイク、オフロード4輪駆動車など)の轍の跡あり。
好きなひといるんだなぁ~。
* しばらくすると、前方に3台の4輪駆動ジムニーがいて、ガタン・ドスン・ドスンと岩窪の間を1台づつ悪戦苦闘中。そこから一旦谷底に下りて迂回し、正面から奮闘をしばし見学。(写真4段目左、中、右)
* この難所は相当長い距離を歩いた気がしたが、下図の手持ちGPSデータでの距離~標高グラフをみると、距離1.645㎞/標高差136m/時間30分であった。
* 難所の出口には<立入禁止>の札が木の幹に掛けてあった。(写真5段目中)
* 真壁の集落に出る前、出合った時刻14:32から約50分後の15:32に3km程下ったところで、悪戦苦闘中だった3台の4輪駆動ジムニーに追い抜かれた。