■「つくば道」➡(関東ふれあいの道『ルートNo11筑波山巡りから旧参道へのみち』)➡平沢官衙遺跡➡北条大池
* 日本の道百選「つくば道」:江戸城の鬼門にあたる筑波山を家康は鬼門の守りとして崇め、中腹の中禅寺(現在の筑波神社)を祈願所とし、家光の時代にその堂舎工事の資材運搬路として作られ、後に中禅寺参拝路になったのが「つくば道」と呼ばれているようだ。
* 国の史跡「平沢官衙<カンガ>遺跡跡」:奈良平安時代に造営された役所跡。この遺跡には稲を保管するためと考えられている高床式倉庫などが復元されている。
* 咲き始めたサクラの名所「北条大池」
■ 北条大池➡(関東ふれあいの道『ルートNo12果樹園のみち』)➡平沢の山里➡不動古道入口
*(写真:上段パノラマ)平沢の山里から右奥・宝篋山への地図に無い山道を期待して。
■平沢➡不動古道➡不動峠
*平沢地区の山麓から山の中に入ると、飛び飛びだった住まいや舗装された市道は無くなり、予想通り地図に無い道が山の中に続いている。
行けるところまで上るぞ!!
*すると道端に、有った!!
つくば県道石岡つくば線フォレストクラブの『山口 不動古道の森とみち』の説明版。(写真:1段目左および中)
*「不動古道<平沢、山口と八郷、石岡を結ぶ古道>」とあり、みちのルートは不明だが丘陵を越えて反対側の八郷・石岡に出るようで、
宝篋山山頂から表筑波スカイラインへの電波塔管理用林道のどこかに出るのを期待して、地図に無いバリエーションルート歩きだ。
*道標も目印のリボンも無い古道の道は、倒木があったりで整備はできていないが、踏み跡を見失うことは無かった。
*途中一か所のみで道標<不動峠⇐ ⇒山口>(写真:3段目左)の分岐があった。「⇒山口」に従って右に行けばどういうルートで山口に出るのかな? この日は宝篋山とは反対方向になるだろうが、「不動峠⇐」に従って左へ進んだ。
*程なく進むと森は明るくなり尾根に近づいたようで、「不動明王」の碑と祠のある広場(写真:4段目右、5段目左)へ、
*そのすぐ上の舗装道路は北条大池から峠越えの「県道石岡つくば線」、それは平沢で別れた「関東ふれあいの道『ルートNo12果樹園のみち』」のルート、2011年に「関東ふれあうの道」で歩いた見覚えのある不動峠の休憩所(写真:6段目右)に出た。
*期待していた宝篋山への林道とは違い、宝篋山からは少し離れた処に出てきた。
■不動峠➡(表筑波スカイライン)➡(新しく整備された尾根道)➡小町山
*尾根を走る自動車道スカイラインから北面の眺望(写真:2段目中)遠く21-0311で歩いたフルーツランド八郷越しの八溝山地、
そして南面の眺望(写真:2段目左)関東平野、 と気持ちのいい歩きが出来た。
*宝篋山への林道分岐点からは、21-1221で歩いたスカイラインに並行する新しい尾根・登山道を小町山へ、(写真:3段目~4段目)
*この日の小町山頂(写真:5段目右)はハイカーだけでなく、パラグライダー離陸場(写真:5段目中)を楽しむ若者も皆無であった。
■宝篋山➡(山口コース1)➡山口➡北条大池
■歩き終わって
*緊急事態宣言の中、初春の快晴でも、誰一人として会わなかった19㎞/6時間の独り歩き、そして初めての「不動古道」を楽しめた。
*宝篋山周辺にも、まだまだ歩いたことの無い道・地図に無い道・知らない道・面白い道を探しながら、歩いてみたい。