写真と雑記

■茨城県桜川市羽黒駅から栃木県茂木益子駅へ

* 2018年12月に高峯山・仏頂山を歩いた際に得た情報で、

県境に位置する八溝山地の高峯(標高520m)周辺には50万本もの「ヤマザクラ」、

桜花の淡紅色と赤芽が木々のもえぎ色の芽吹きの時期と重なり、

左ブログからの写真のようなパッチワークの絶景が来月中頃には見れるようだ。

 

その下見を兼ねて、この絶景ポイント・ルートを探しながら七曲峠を越えて、2013年関東ふれあいの道踏破で訪ねて以来の陶器の里・益子へと歩いた。

 

 ■ 羽黒駅から月山寺へ

■山桜絶景ポイントへ

*絶景ポイントとして「桜川磯部稲村神社・磯部桜川公園ルート」はこの日パス。

*高峯山の麓、平沢地区にはいると〔平沢地区桜ルートマップ〕の案内板(写真:上左)があり。

*壊れかけた〔高峯MTBワールド〕の道案内板をみて、七曲峠へ前回ジグザグに登った七曲坂の登山道でなく、マウンテンバイクの登山道があるのであればそれに沿った登山道を登ってみようと、その矢印方向に入ってゆくと、高峰山の麓の畑地に覗窓付〔山桜絶景碑〕の御影石の碑発見。(写真:上段右)ここだ!! ここからだと山腹にパッチワークのような絶景が楽しめそうだ。

■山桜絶景ポイントから第一展望台へ

*この山桜絶景碑から高峰山へ手元地図に破線表示の山道があり、これがMTB(マウンテンバイク)の登山道かな(?)と中に足を踏み入れてみた。

*ドンドン上り進んでゆくと、バイクの走跡どころか踏み跡も無くなり行き止まりの道であった。

*手元GPSでみると近くに車道(平沢林道)があるので、引き返すのでなく先に進むことにした。

*山道は次第に無くなり、急斜面のヤブコギとなった。

 山道入口から第一展望台まで距離91m/標高差130m/1時間の山歩きとなった。

 (下図の「距離標高グラフ」およびトラック「地図・青色ライン」)

■第一展望台から七曲峠へ

*「18-1221高峰山・仏頂山」では七曲坂を上ったので、第一展望台には立ち寄らず、初めての絶景ポイント。

*南に桜川の田畑・集落越しに筑波連山の<筑波山、加波山~ツバクロ山~雨引山~御嶽山>の絶景。

*平沢集落から第一展望台へは登山道と車道(平沢林道)、そして第一展望台から高峰山へは登山道とMTB登山道があるが、七曲峠へは車道(平沢林道)のみなので名樹林越しの眺めを楽しみながら車道(平沢林道)を七曲峠へ。

■七曲峠から栃木県茂木町上深沢へ

*七曲峠から高峰山へ、3年前歩いた時は尾根道だけだったが、平沢から上ってくる車道(平沢林道)が延長されており、車道を雨森山方面への分岐点へ。

*車道(平沢林道)分岐点を右に上ると第2展望台(写真:左)だが、3年前に上って雲海越しの筑波連山の眺望をみているのでこの日はパスし、分岐点を左・雨森山方面への山道へ。

*この山道が一旦平沢林道に出合い、自分の思い込みか勘違いで林道を横断すべきところを間違って林道を右(東)へ進んだ。

”どこでどう間違ったのか?” 歩いているときは判らず、帰ってから歩行トラックデータをチェックして気付いた。

■県道286号深沢岩瀬線を北上

*県道を進みながら、目指した雨巻山は左手山稜にあることに道間違いに気付くが、引き返すことは止めて、少し大廻になるが深沢から益子に向かうことに。

*このまま県道286号線を進まないで、右手丘陵の中を南北に連なる破線表示の山道を歩いてみようと地図に出ている破線の山道に入る。

*落ち葉で埋まった山道を一時間程むと、踏み跡は不明瞭となりGPSで破線表示の道からも東に向かう方向になり、元来た道を引き返す。

*下深沢では益子への道と所要時間を聞きたく、唯一人を見かけた栃木の名産イチゴの「美土里農園」に立ち寄る。ここでは1996年に品種登録された「とちおとめ」と、2019年に販売がはじまり昨年に名称が決まったという新品種「とちあいか」が栽培されている。採ったばかりの完熟した「とちおとめ」、本当に美味しかったのでお土産の1パック購入。

*振り返ると、遥か7㎞ほど南に高峯山。

 

■益子

*自然公園「益子の森」に着いて、9年前の記憶では益子駅はこの直ぐ近くだったハズと曖昧な記憶で ”ようやく着いた” と思いきや益子駅はまだまだ遠く、メインストリートをてくてく観光。

*カーブした平面の県立自然公園「益子の森」・フォレストイン益子(写真:左)

*益子のメインストリート<里山通り><城内通り>の道両側に並ぶ益子焼の窯元や店舗はコロナ禍か観光客はまばら。

*9年前に続き再度覗きたかったが、コロナ禍でか開いて無かった城内坂通り「日下藍染工房」(写真:中)

*ツインタワーがユニークな益子駅(写真:右)

*時間があれば「濱田庄司記念益子参考館」、「旧濱田邸登り窯」、「益子陶芸美術館・陶芸メッセ益子」など覗きたかったのだが、次の機会に。