写真と雑記

■筑波連山、東筑波連峰の「KENてくてく歩き」

 

* 首都圏自然歩道「関東ふれあいの道」の七都県全コース踏破の際、2012年10月に筑波山を初めて歩いて以来、これまで筑波山・宝篋山・加波山などの筑波連山と隣接する吾国山・難台山などの東筑波連峰と合わせると63回、近くて手軽な不具合を抱える脚・足のトレーニングに最も歩き楽しんでいる山となっている。

 

* その内、いつも多くのハイカーの筑波山では最近は歩く人が少ないハイキング案内にも無く、登山道や標識類が整備されていないコースを歩くことが楽しむことが多くなってきている。中でも筑波山男体山の南西斜面にある蜜柑園コース(6回)、林道コース(4回)、V字谷東尾根コース(3回)を上りに歩くのが大好だ。

 

* そんなコース選択肢の中で、今回は足脚のトレーニングにと5度目の「林道コース」を上りに歩いた。

 

■筑波山梅林

*筑波山神社入口のバス停は筑波山の中腹<標高213m>、南に広がる関東平野の奥には富士山。あいにく望遠レンズは持ってきてなく、水蒸気が多いのかくっきりした写真には撮れず残念。(写真上左)

*林道コース入口への道は「梅まつり」で咲き始めている筑波山梅林の中を横切る。

■林道コース<I>(林道登山口<332m>~標高500m付近)

* 筑波山梅林から筑波山中腹の「林道沼田酒寄線」を約20分、山稜を越える道路の標高が一番高い地点で梅林への登山道入口近く、道案内標識は無く、測量用の赤い見出標があるが知らなければ気づかない林道コース登山口あり。

* 一旦足を踏み入れ少し進むと、踏み跡はしっかりしており所々に岩に赤ペンキや赤リボン、ただ真っ直ぐに上へ上へ。

■林道コース<II>岩ゴロゴロの急斜面(標高約500m~710m)

* 一度歩いたことがある梅園コースへの分岐らしき踏み跡が認識できる地点を過ぎると、急斜面で岩ゴロゴロ、ここから標高差約200mは、踏み跡は無く上り易い岩の間を選びながら、岩や樹木の幹も支えに手足4本で這い上る感じ。このコース一番の歩きを楽しめる約一時間の区間だ。

* この区間で出合った唯一のハイカー、毎週このコースを歩いているそうで ”頑張って下さい” と声掛けられ、スイスイと抜き去られていった。あとはまた日頃のマイペースの独り旅。

■若干緩やかな踏み跡のある道を富士見岩へ上る(標高710m~808m)

■富士見岩からの展望

 

*大岩では4名ほどの高齢者グループのハイカーが食事歓談。大岩からの270度の大パノラマを眺めながら、コチラも20分ほどの昼食休憩。

 

*南西方面には筑波山神社入口からは遠く見えていた富士山が、この時間帯になるとあいにく山頂には雲。

 

*でも北西方面には関東平野越しに赤城山~袈裟丸山~皇海山~日光白根山~男体山~女峰山(かな?)など日光の山々。(写真左)

 

 

■自然研究路を御幸ヶ原、そして山頂連絡路を女体山へ

*御幸ヶ原~男体山~女体山には日曜日ということもあり、大勢の観光客にハイカー

*御幸ヶ原からは北にきのこ山~加波山~ツバクロ山~雨引山の筑波連山の山並み、

 その奥に八郷盆地を挟んで愛宕山~難台山~吾国山の東筑波連峰の山並みと、絶景のパノラマ。

■女体山からキャンプ場コースをキャンプ場へ下る

*苦手の下りは岩場そして急斜面が無い裏筑波へのコースで帰りのバスに比較的楽な「キャンプ場コース」をくだる。

*ところがドッコイ、北斜面でも坂道でも午後になると陽が当たり霜が解けた坂道に滑ってお尻は泥まるけ。

その際、手元の携帯GPSのスイッチがきれたようで、30分後にキャンプ場での休憩時に気付いた。

■キャンプ場から「東筑波ハイキングコース」をつつじヶ丘へ

*「東筑波ハイキングコース」の何度も歩いている山道区間で、道案内標識と踏み跡を辿って歩いていたが、踏み跡がはっきりしてなく初めて道迷い。道探しに20分程ロスしてしまった。

*計画ではつつじヶ丘から筑波山神社までさらに登山道を下る予定だったが、道迷いもあり最終バスにギリギリになりそうで、この日はここでゴールにして、計画していたバスより1時間早いバスに乗車。

 

 

■筑波山<男体山>南西斜面への3登山ルート歩行実績データ比較