■天正宮

* 愛宕山への登山口手前にある天正宮の庭の中に入ってみた。どういう宗派かよく判らないが、日曜日の朝なのか大勢の信徒(?)の方たちが、庭の掃除をしていた。

* 庭にある築山は富士山の溶岩で1/500のスケール(ということは標高6m強か)で富士を再現した『富士塚』、日本で最大のおおきさだとか。

■愛宕神社

* 愛宕神社は日本三大火防神社の一つ。

* 愛宕山頂上は愛宕神社本殿の裏に鎮座する境内社(奥社)・飯綱<イズナ>神社。その本殿の裏には銅製六角堂と十三天狗の祠が並んでいた。この飯綱<イズナ>神社の例祭は奇祭『悪態まつり』として知られているとのこと。

■愛宕神社~南山展望台~難台山~道祖神峠~洗心館跡

* 急登のアップダウンが多いが、よく歩かれているのか道幅が広く、ちょっとしたピークにも巻道もあったりして、歩きやすい尾根道縦走コース。

* マウンテンバイクを押して上る若者曰く” シンドイ‼こんな道とは知らなかった”と。

* 洗心館跡までくると吾国山山頂は直ぐ目の前、吾国山頂に上るか板敷に下りるか迷うが、林道を板敷に下りることに。

■洗心館跡から林道を八郷盆地・板敷へ

* 筑波連峰と東筑波連峰に挟まれた八郷盆地、「日本の里百選」にリストアップされているという、のどかで静な山里が広がっている。

■板敷山大覚寺

* 池の周囲を回れる庭園は見応えあった。

* 山門を入ると「親鸞聖人法難の遺跡」の案内板そして「親鸞聖人説法石井天蓋樹」の石碑と説法石があった。

* 解説によると、この地域の周辺にある稲田草庵を拠点に流布活動していた親鸞の声望を妬んだ大覚寺の山伏弁円は、親鸞を殺害しようと弟子たちと板敷山頂に護摩壇を築き聖人を三日三晩待ったが現れず、聖人が居住していた稲田の草庵を襲った。ところが弁円はそこで初めて会った親鸞聖人の魅力に惹かれ、山伏の身分を捨て親鸞聖人の弟子になったとのこと。板敷山山頂には護摩壇跡が遺跡として保存されているようだ。

 

 

* 先週の歩きから帰って知った常磐線羽鳥駅から板敷山へのバス路線、一時間半程待ちになり歩いて福原駅へ。結果、この日は23㎞超の歩行距離となってしまった。