■湯河原へのアクセス
*JR新松戸から湯河原までの時間と料金を試算。時間は30分ほど長いが、料金はジパング利用とほぼ同じで乗り換えが少なくスムーズな小田急を利用した。
1、JRのみ: 2時間30分/2,268円
2、JRのみ(往復200㎞以上・ジパング利用): 2時間30分/1,580円
3、JRのみ(小田原まで休日おでかけパス利用):2時間30分/1,659円
4、JRのみ(青春18きっぷ利用): 2時間30分/1,659円
5、私鉄利用(代々木上原~小田原間小田急): 2時間57分/1,670円
■幕山公園・湯河原梅林
*2/2 ~3/10の梅まつりの期間、バスの本数が3本/時間に増発されており、休日であるがこの日はまだ空いていた。観光客と登山客は半々程度であった。
*梅はまだ一分咲程度か紅梅の開花は極僅か、2週間~3週後はすごい景色そして人混みだろう。
*梅林とロッククライミングの取り合わせが面白い。散策路・登山道近くの岩でのクライミング風景をしばし眺めながら、ゆっくり上る。
■梅林から幕山山頂へ
* 梅林最高標高地点<約300m>を越えると、葉を落とした広葉樹のスリット越しに湯河原の街そして相模灘を望みながら、歩きやすくて気持ちいい急斜面への道をジグザグに折り返しながら標高差300mをアッという間に山頂平へ。
* 直ぐには山頂広場には上らず、山頂周回路に入り、約15分で山頂へ。
* 山頂広場には約50人ほどのハイカーと梅林最高標高地点で追い抜いた夫婦と2匹のワンちゃん(スピッツかな?)も。ワンちゃんは元気よく登ってきたとのこと。
* 山頂広場では草むらに腰を降ろし、正面に真鶴半島を眺めながら、ちょっと早めの昼食。
■幕山から南郷山へ
* 幕山山頂から大石平分岐を通り過ぎ、白銀林道を横断すると自鑑水(自害水)。
案内によると、1,180年(といことは鎌倉幕府の12年前)石橋山の合戦に敗れた源頼朝が池に映ったやつれた顔をみて自害を決意したが、水面に映る自分の乱れた髪を正し、心機一転勇気を奮いおこしたという池とのこと。この日も水溜まりになっていたが、鏡にはならないが....。
* この自鑑水から少し上ると新しい工事中の林道に出合った。方向的にこの工事中の林道に向かえばいいのでは”と先にすすむと白銀林道に出たようだ。しばらく進み道間違いに気づき引き返し。
* 樹林帯の中のはっきりしない踏み跡を赤リボンを目印に進み、急斜面への階段道を上ると南郷山山頂へのササヤブ尾根道へ。
* 山頂には約20人ほどのハイカー、腰を降ろすような岩や草むらも無く、すぐに下山。
■南郷山から鍛冶屋へ
* 山頂からの急坂を下りるところ、今日一番の絶景!
これから歩く道脇にあるゴルフ場の奥に真鶴半島から相模灘、熱海伊豆半島が広がっていた。
* 白銀林道に出て、この日2度目の道間違い。勘違いで絶景の白銀林道を逆方向に進み、途中で引き返し20分ほどのロス。
* 白銀林道から鍛冶屋へ、ゴルフ場の脇の山道をどんどん下る。
* ゴルフ場脇を抜けると、吉浜地区の舗装された急斜面の林道。一帯は相模灘に面した暖かい山の斜面で、棚田のミカン栽培が盛んのようだ。道端に八朔2個/袋、ミカン8個/袋、レモン8個/袋が100円/袋の無人販売ボックス。八朔とミカンを買って土産に。帰ってから食べたら程よい甘味で、美味しかった。
* 五郎神社の鳥居下が鍛冶屋のバス停。都合のよいバス便がなければ、湯河原駅まで約2.5㎞を歩く計画であったが、出発直前で飛び乗った。