16-1027の記録は「筑波山V字谷」としているが、今回19-0120記録出の分岐C点で筑波山V字谷東尾根コースに入ってあるいたようだ。
■歩行トラックデータ
記録作成途中にっ使っている地図ソフトからGPS歩行データが行方不明で復活を調査中・
■筑波山バリエーションコースへの山行経緯
自宅から近くて低山で山行所要時間も短くて済むことで足腰の格好のトレーニング場の一つとしている筑波山、公式の登山ガイドにある10コースは全て歩き終わった。
公式登山道はいつも大勢のハイカーだが、道標とかは整備されていないが昔からの踏み跡が残る山道・バリエーションコースがあり、そこはハイカーも殆どいなく静かな山歩きが出来ることで、ネットからの情報で一つ一つ歩きこれまで10コース程歩いた。
そのバリエーションコースで、最難関との評判の「V字谷コース」を2年半程前に歩いたつもりであったが、歩いた人のブログをみると違っていて核心部から外れて「V字谷東尾根コース」を歩いたようだ。
そこでリベンジ山行として、その歩いた人のGPSログを自分の地図に取り込み、携帯GPSに入れてナビとして利用しながら歩くことにした。
■V字谷沢のみち
* 筑波山梅林登山口から梅林ー駐車場連絡歩道(分岐A)を横断し山道を7分程進むと三叉路の分岐B。左は以前歩いた梅林コース、右へも2度歩いたことがあるが、事前のGPSログ情報ではここからもう一本「V字谷ルート」が真ん中にあるはずだが見付からない。付近を慎重に探すと左梅林コースを5m程進んだところに赤リボンとゴムの給水ホースが延びてきている。ここだ!!
* ここからは、ところどころ赤リボンや岩に赤ペンキのVマークがあるが、ただ沢筋に沿って延々と続く岩ゴロゴロ、そして時折倒れた大木が横たわり道を塞ぐ沢をひたすら登ってゆくだけ。道迷いすることはなく、岩に描かれたVマークや誰が積んだかケルンは間違っていないかの再確認だけ。
*沢といっても、この時期水の流れは無く滲み出ているだけであった。
* 標高が上がるにつれ、大きいサイズの岩。どれくらいの年月でこんな岩が沢に流れ、敷き詰められるのだろうか?
■V字谷コルジェ核心部
*標高450mあたりから沢底の勾配も急になり、標高450mあたりで右側に踏み跡がある道をみつけた。以前歩いたV字谷東尾根コースの道に出れそうだ(分岐C)。いざとなったらここから踏み跡がある山道を下山できそうだ。
*標高320m程からのV字谷、岩ゴロゴロの道を距離1.22㎞/標高差264m/2時間04分登って、まさに両側から岩が迫るV字のコルジェに入る。
*正面には大岩が折り重なって沢を塞いでいる。最初の核心部D(標高600m)だ、こんな難所が全部で3か所あるという。
*さて、ここをどうやって越えるか。手掛かり・足掛かりは無く、岩は滑るしいろいろトライするが自分の脚力では難しい。やっぱり熟練者の手助けとロープなどあればなぁ~。
*沢底でなく、サイドの急斜面を登り先に進めないか探すも登れそうにない。
*何とかここを越えても次の難所が無理で引き返すとしても、この難所を独りで下りることは難しい判断し、ここで引き返すことにし、先程エスケープできる分岐Cまで岩ゴロゴロの急坂を一旦下りることにした。
■V字谷から東尾根への踏み跡無き岩場の急斜面
*分岐Cまで下り、以前あるいた立身岩方面に向かうべく、道無き岩場の急斜面を登り始めた。
*そこで昼食を取って無いのに気づき、一旦大岩を眺めながら腰をおろして食事。
*以前の歩行記録から下山時刻と帰りのバス時間を考えて、この日はここから下山することに。
*後で思った。ここから下山するなら時間的余裕があり大岩の風景でもスケッチすればよかったなぁ~。
■筑波山梅林
*2月中旬から「梅まつり」で大勢の観光客になるが、ちょっと覗いてみると早咲きの紅梅、そして黄色い蠟梅が咲き始めていた。
*V字谷の沢で拾った枯れ樹木の破片(写真)、花瓶あるいはオブジェとして使えそうで、実りのないこの日の記念品に持ち帰った。