■加波山神社
今回で加波山山頂は3回目だが、『なぜ山頂周囲と麓に加波山神社がいっぱいあるのか?』と調べてみた。
加波山山頂と麓の真壁などに加波山と名前が付く夫々別個の独立した神社が三つあるそうだ。
・加波山神社 (正式名は加波山神社中宮あるいは天中宮)
・加波山神社本宮(正式名は加波山三枝祗<さえなづみ>神社本宮)
・加波山神社親宮(正式名は加波山三枝祗<さえなづみ>神社親宮)
夫々が本殿、拝殿、山に登らないでも拝めるように麓にある里宮、そして末社と多くの社のオンパレード。
歩いている時はよく判らず、二カ所でお参りした。
■真壁町長岡から加波山頂へ
これまで歩いていない加波山神社参拝道「本宮道」から上った。
昨年歩いた別の参拝道「親宮道」との分岐から国土地理院地図にある山道に沿って進むと石切り場の中に入った。すると道はブルドーザーや切り出した石で塞がれている。もうこの道は廃道になったのかな?と思いながらも石切り場を抜ければ登山道に出るだろうと道無き標高差90mの急斜面を30分程要して這い上り、登山道を上って来る若いカップルに出あった。
石切り場からの筑波山の眺め(左下写真)に目がゆき、どうも道案内標識を見落としたかも。
加波山頂への道は、急斜面をジグザグに折り返しながら、そして階段なども整備されており、気持ちよくあるける良いコースだ。道には二輪のタイヤ跡も見られ、こんなところにも「トライアルバイク」で登ってくる若者がいるのかと感心。
■加波山山頂域
岩山が帯状に延びる山頂域は幾つもの神社本殿、拝殿、そして末社「たばこ神社」などが標高差80m程下にある加波山神社本宮・親宮まで続いている。
■加波山下親宮~燕山~燕山下鞍部への尾根道
気持ちいい尾根歩き、そして燕山から鞍部へ苦手の急斜面の下りをゆっくりゆっくりのマイペースで楽しんだ。
■丸山林道から板敷、そして福原駅へ
長ぁ~い長ぁ~い樹林帯の中の丸山林道にはウンザリ。
15時近くに板敷到着。ここから吾国山に登ると日没前の下山は難しそうなので、県道を福原駅にむかうことにしたが、バスや電車へのアクセスは不便なところだ。