■ハイキング計画
* 紅葉の季節になり、紅葉いっぱいの森の中を歩きたい。どこがいいかな?
これまで歩いた中で、また歩いてみたいと印象に残っているのは、
(群馬)岩櫃山、(妙高)笹ヶ峰、(南アルプス)日向山、(赤城山)花見ヶ原高原、(日光湯西川)葛老山 などなど
どこか良いところがないかなぁと調べていると、
JRジパング倶楽部2011年11月号が届き、秋の茨城ハイキングの紹介記事に出合った。
そこには「花貫渓谷」(見学済)、「御岩神社」とともに
「竜神大吊橋」への周遊ハイキングコース[竜神大吊橋・鷹取場・寺入沢〕が紅葉に埋まる山々のパノラマ写真(添付写真)があった。
明日は天気も良さそうで、直ぐに翌日のJRの割引切符を購入。
* 鷹取場は標高446mの山で、水戸藩の殿様・徳川斉昭の鷹捕獲の場だったそうだ。
■バス停<堀之内>から寺入沢砂防ダム堰堤へ
* 11月1日からの「竜神峡紅葉まつり」に入った最初の週末、大勢の観光客と思いきや日立太田駅からの「竜神大吊橋」行のバス乗客は10人程のみ。観光客はほとんど車かな? 紅葉の見頃は11月中旬との前情報で、ちょっと早すぎたかな?
* ハイキング計画での出発地点である堀之内で下車したハイカーは自分を含めて2人のみ。
* 年配のそのハイカーの話を聞くと、JRジパング俱楽部の記事をみて、初めての竜神峡、自宅は千葉・柏からと、自分と全く同じ理由でのハイキングとのこと。自分の興味が向くままマイペースで歩きたく、先にドンドンいってもらう。
* 山里の木々は色付き始めており、山の森に入ると快晴での紅葉が期待できそうとウキウキ。
* なだらかな坂を砂防ダムの堰堤へ登る。(写真3段目右)
■堰堤から寺入沢左岸沿いを登る
* 道はだんだん険しくなり、標識を見落としたか?沢の反対側に渡渉するのか?
* 急斜面を沢に下りて対岸に渡渉したり、ロープ場などを上ったり下ったり、道探しを約40分ほど。
■踏み跡がある登山道をみつけた
* 赤リボンがあればそちらに進んだり、急斜面に備えられていた長いロープ場を見付けてよじ登ったりしながら、尾根に出た。
* ようやく踏み跡のある道の樹幹に道案内があるが、目指す鷹取場の方向の山ではなさそうだ。
* <ヤマレコ地図検索>に多く出ている軌跡ログを参考に手元GPSに落とし込んでいた計画ルートからは大分逸れてきている。
* 一旦入山した堀之内方面に向かうことに。
■登山道を出て山里の舗装道をバス通りの県道へ
* 大きく時間をロスしており、計画のハイキングコースを歩くこは止めて、仲町の県道に出て最終目的地の竜神大吊橋まで約3㎞歩くことに。
時間があれば竜神大吊橋から赤岩展望台に上り眺望を楽しむか、竜神ダムに下り竜神湖畔を歩くか、など考えながら先を急ぐ。
* 朝、歩き始めた堀之内バス停を通り過ぎ、次のバス停「花町」で次の竜神大吊橋行の通過時間をみると、5分後だ。到着時間まで昼食のパンとおにぎりを頬張る。
■竜神大吊橋
* S54年竜神川に下流洪水対策で建設された竜神ダム・竜神湖の上空に、H6年に開通した空中散歩を楽しめ、絶景を楽しめる竜神大吊橋、湖面から高さ100m/長さ375mの吊橋で、道路床面には湖面を覗けるガラス窓もある。(写真1段目右)
* パンジージャンプを楽しんでいる人もいて、カメラのレンズを望遠に替え決死(?)のジャンプにトライする姿は撮れなかった。(写真2段目左、中)
* 吊橋や展望台からの紅葉は色付き始めているが、JRジパング倶楽部の写真のような眺めにはチョット早く、赤岩展望台に上るのは次の機会に。
■竜神大吊橋から本丸バス停へ
* バスの出発時間まで30分、赤岩展望台やダムへの往復は時間的に難しいようだ。
* 常陸太田駅までのバス料金が竜神大吊橋からだと510円だが本丸からだと310円、早足で下れば本丸通過時間に間に合いそうなので、何か興味のあるものに出合えるかもと、周囲を眺めながら本丸まで歩いてみた。
* 道でみかけたお店に<カナリヤナス>(写真左)
■本丸から常陸太田駅へ
* 竜神大吊橋は多くの観光客だったが、帰りのバス乗客は10人程のみ。殆ど車での観光客だったようだ。
* このバスに、朝同じ堀之内から歩き始めた柏から来られていたハイカーも乗車していた。この方はトラブル無しにハイキングコースを歩かれたとのこと。
* 道迷い名人(?)の自分の独り歩きには反省し改善すべき点が多々あるなぁ~。
■帰ってから記録を作成しようとしたら手持GPSに歩いた【軌跡ログ】が無い
* 数年前、インドを旅行した折のデータが無くなっていたことがあったが、その時は10日程の旅行で許容保存容量をオーバーしたデータであったが、今回は何故???
* 自宅周囲のウオーキングで試しても軌跡ログをパソコンにダウンロードできない。何故???
* 操作マニュアルを引張り出して、軌跡ログが<ON>でなく<OFF>となっていた。
GPSの機器購入からの12年、そんな操作をしたことが無いが、今回何かの操作時に知らない間に<OFF>にしてしまったのかな。
■この山行記録作成
* じゃぁ、どうやって地図(国土地理院地図、ひいてはGPSに登載されている地図)にも無い道での道迷いのルートや時間など山行記録にするか!!
* 地図ソフト<カシミール3D>、写真の撮影日時、<ヤマレコ地図検索>(下図)で該当エリアでの歩き投稿された歩行ログ(足跡)から歩いたと考えられる登山道を推定し作成。