■磐越東線(いわき~小郡)
*いわき駅から赤井駅を過ぎ、線路は夏井川に沿って進み小川郷駅。ここから江田駅、川前駅間がこの路線のハイライト『夏井川渓谷』だ。春のツツジ、秋の紅葉のシーズンには列車は観光に徐行運転するようだ。
*川前駅からトンネルをいくつか抜け標高を下げると田園地帯。車窓からは「夏井の千本桜」の並木が続いていた。
■磐越西線(小郡~猪苗代~会津若松)
* 観光地「会津若松」へ日曜日の快速電車であったが、乗客は少なかった。
* 温泉町・磐梯熱海そして中山宿駅から山間地のトンネルを抜けると磐梯盆地にはいり、右手に磐梯山の雄姿。猪苗代駅そして磐梯町駅へと曲がりくねりながら列車は進み、磐梯山が見える方向が刻々と変わり車両の中を右へ左へ。
* 猪苗代湖の水面は列車の中からはどこからも見えなかった。
■会津若松
* 丁度、お昼時で乗り継ぎに1時間、改札を出てここはやっぱり「喜多方ラーメン」、塩味ラーメンを注文したらゆで卵のサービスあり
【AIZUマウントエクスプレス6号】(会津若松~東武日光)
* 4社の路線を会津鉄道(第3セクター)所有で元特急電車として使われていた車両で快速電車として運転されている。リクライニングチェアで折りたたみテーブルもあり、快速電車としてはいい車両であった。
* 2両編成で先頭・運転手横の正面窓ガラスからも景色が楽しめ、運動を兼ねて自席と眺めの良いところを動き回りながら移動を繰り返した。
* ICカードは使えないが、乗車駅あるいは車内で車掌から複数の鉄道会社分もまとめて乗車区間に応じてチケット購入できる。今回はJR区間は青春18きっぷ利用なので、会津若松駅の窓口ではチケット購入できないが、車内の車掌に「青春18きっぷ」を提示し西若松から下車駅(東武日光)までのチケット(3,300円/人)を購入した。
■会津鉄道区間(西若松~会津高原尾瀬口)
* 会津若松駅の観光案内所で、会津鉄道と野岩鉄道の観光パンフレットが無いか問い合わせるも、何も無い。引き出しから「野岩鉄道」のパンフレットが2部見つかり、一部だけを分けてくれた。JRも含めて4社の路線に【AIZUマウントエクスプレス】を運転しているが、営業努力はないようだ。東武日光駅の観光案内所でようやくこの観光パンフレットを入手できた。
* 会津鉄道区間は素晴らしい路線なんだけどなぁ~。
■野岩鉄道区間(会津高原尾瀬口~新藤原)
* 1986年に開業した会津鬼怒川線の内、東武鉄道・新藤原駅と会津鉄道・会津高原尾瀬口駅区間が第3セクター「野岩鉄道」区間の約30㎞/35分。
* トンネルまたトンネル、そして渓谷を渡る鉄橋、沿線沿いには民家は無し。日本の秘境百選「檜枝岐<ヒノエマタ>・野岩鉄道沿線」に選ばれている区間を走る。
* 我我3人は運転席横の正面および側面の窓からの眺めを追う。鉄橋を渡る時の眺めは素晴らしいが、停車する駅はトンネルの中だったりで、写真を撮るタイミングも無く、この区間は沿線の温泉やハイキングで来るところで、列車からの観光はあまり面白くない。
■東武鉄道鬼怒川線(新藤原~下今市~東武日光)