■ 福原駅から吾国山へ
* 椿地区からは右手に加波山・ツバクロ山(写真上左)、正面にこれから上る吾国山(写真上中)と芽を出したばかりのソバ畑(写真上右)のみちを登山口へ
■吾国山山頂
*山頂からは北に18-1221で歩いた高峰山、南に筑波山~加波山~ツバクロ山の筑波連峰の絶景。
*山頂下のブナ大木の枝振りにいつもシャッターを切ってしまう。
■吾国山から切り通しへの急斜面を林道へ
*カタクリ群生地の中を下って勾配が緩やかな回り道があるが、こちらはロープありの急斜面(標高差66m/俯角25°)を下った。
■長ぁ~い林道(5.3㎞)を板敷へ
*国土地理院の地図にある山道への分岐があり、林道歩きよりも山道を歩きたいと中に踏み込んでみた。そこから上りは踏み跡がはっきりしているが下りは藪こぎ状態、20分程で諦めて引き返した。
*<吾国山フライトエリア>若い女性を含む十機以上のハングライダーが離陸の順番待ちをしているので、しばし見学。帰ってから調べてみると、西の筑波連峰と東の東筑波連峰に挟まれた八郷盆地は地理気象的にハングライダー・パラグライダーのメッカになっていて世界大会も開かれているようだ。この八郷エリアの離陸基地はここ吾国山の外に筑波連峰側の足尾山など計4カ所、着陸基地は八郷・板敷にあり近くにスクールもあるようだ。
*林道の樹林帯を下りながら、時折八郷盆地越しに視界が開くと加波山・ツバクロ山の山並みが近づいてくる。林道歩きに時間をとっているが、板敷に降りてから上る時間があるかな?
*板敷峠で石碑「親鸞聖人法難之遺跡・板敷山」、そして峠から裏手の丘への山道分岐に道案内板「護摩壇遺跡」があった。これナンじゃいな?どこにも解説がなく帰ってからブログで調べてみた。
鎌倉時代、親鸞がこの地域で布教活動しており、後に親鸞の弟子どなった大覚が開基したのが「板敷山大覚寺」。そこの山伏であった弁円が親鸞の名声に反発し殺そうとした法難を受けた場所のようだ。
大覚寺の庭には桂離宮を模した池・回遊式庭園があり、名勝となっているとのこと。
庭園を見たかったったなぁ~。判っていれば大覚寺に立ち寄ったのに、次の機会に。
■板敷から県道64号線/140号線を羽黒駅へ
* 後ろに歩いてきた吾国山(写真左)、左前方に筑波連峰の雨引山・御嶽山(写真中)を望む田園の中の県道を羽黒の街へ。
* 以前羽黒駅近くを歩いた際、11月頃から冬場に白鳥が飛来してくるという「ますみが池」があったのを思い出し寄道してみたが、この時間帯(?)には何の痕跡も無かった。餌とりに飛び回っているのかな?
* 今回立ち寄らなかった板敷山大覚寺の庭園の写真(左)をブログから拝借、