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■計画から歩き始めまで
* 初春の若葉の道を歩きたく、以前所属していた山の会のメンバーの報告から軽井沢鼻曲山を計画した。
* <旅費比較>:軽井沢までの往復で
①JR新幹線自由席利用で2時間/¥10,360、
②高崎横川経由JR在来線+JRバスで3時間30分/¥5,556、
③JR在来線+JRバスをジパング利用で3時間30分/¥4,200 ⇒5月連休期間は利用できない
④青春18きっぷ利用で3時間30分/¥3,390 ⇒春・夏・年末年始の利用できる期間外、
結局②のJR在来線+JRバスを利用することにした。
ゴールデンウイーク期間中であったが始発電車利用そして横川駅からのJRバスも席を確保できた。
* 軽井沢駅で、計画していた草軽バス(草津温泉行)の発時刻より20分早い急行があり、登山口の長日向には停車しないが約2㎞手前の小瀬で下車し長日向まで歩くことで乗車した。
* 小瀬バス停の前から道は白糸ハイランドウェイの有料自動車道で歩行者は通行不可。一般道を大きく迂回すれば鼻曲山への道はあるだろうが、30分後の次のバスを利用すればいいや。
* するとバス停の前に「中部北陸自然歩道・信濃路自然歩道」の道案内が目に入り、ちょっと覗いてみようと自然歩道に足を踏み入れてみた。そこには素晴らしい自然の中のみちが続いている。「信濃路自然歩道」のルートや交通機関の情報は持っていないが、”道標にそって歩けば何とかなるだろう”と、即この日の歩行計画を変更することにした。
* 歩き始めると、夫婦でバードウォッチングを楽しみながら歩かれている夫婦に会い、いろいろとコース情報を得た。
■小瀬~竜返しの滝~白糸の滝のみち
* 歩いている人はごく僅か、ハルニレの林・カラマツの林・渓流に滝・若葉と草花、そして野鳥の鳴き声を楽しみながらの静かな歩きを楽しむ。
* みちは白糸の滝入口で白糸ハイランドウェイと交差し、バス停もあり連休中の好天気で大勢の観光客。
* 「白糸の滝」は富士宮の「白糸の滝」と同じく、山(浅間山かな?)からの伏流水が山腹に湧水し岩壁を白糸のように流れ落ちている滝だが、富士宮と違い滝つぼやそこから流れ落ちる渓流は自然の造形に見えない。
帰って調べると昭和の初めに半人工的に整備したようだ。
■白糸の滝~峰の茶屋へのみち
* 白糸の滝からの高原にはもう渓流はなく、樹林のスリット越しに浅間山。
* 峰の茶屋<1403m>には東大火山観測所、目の前には小浅間山<1665m>、そして浅間山<2568m>。
小浅間山への登山者も休憩していた。
* 浅間山へは反対西側の車坂峠からスノーシューで外輪の黒斑山に登ったことがあるが、こちら東側からの登山ルートは無いようだ。ここから小浅間山まで往復で1時間半、ここまでバスで来て小浅間山に登り信濃路自然歩道を旧軽井沢までのハイキングもいいかも。
■峰の茶屋~小瀬間を草軽バスで白糸ハイランドウェイを逆戻り
■小瀬~三笠信濃路自然歩道起点~旧三笠ホテル~旧軽井沢銀座道り~軽井沢駅
*小瀬から「軽井沢レクレーションの森」の脇道を進むと埼玉からの二人組に出会う。そこから日頃の独り歩きでなく、いろいろ話しながら一緒に三笠まで同行。久しぶりにグループで歩くのも楽しい。
*昨年9月、軽井沢での息子の結婚式参列の際、早朝サイクリングした際に寒さで見学しなかった旧三笠ホテルを見学。同じ木造でも辰野金吾設計で現在も使われている『奈良ホテル』などと比べると大分落ちるかな?
*見学を終えJRバス軽井沢駅発に合わせるべく旧軽井沢別荘エリアのカラマツの街路樹の道を速足で抜けた。
*旧軽井沢銀座通りは5月連休で大勢の観光客であった。
■軽井沢~横川へJRバスで
* 帰りも往路と同じく碓氷峠バイパスで横川へと思って、窓際の席をとり妙義山の絶景を楽しもうと思っていたら出発したバスは何故か直ぐに碓氷峠を越え碓井峠旧道(旧国道18号線)の道に入った。
* 標高差約500m、183か所ものヘアピンカーブを繰り返し、旧国鉄アプト式鉄道のルートに沿ってその遺構であるトンネル、橋梁、めがね橋、そして碓井湖や旧中山道坂本宿等を眺めながらの45分間。いい観光ができた。
* JRバス碓井線は通常バイパス経由であるが、GWや繁忙期に旧道経由に運転手の判断(?)で走るようだ。この日は双方を眺めれてラッキーだった。そういえば往路で乗車する際 "めがね橋で下車する方はいらっしゃいますか?”と聞いていた。
* 車窓からはうまく写真がとれず、15-0403山行でアプトの道を歩いた際の写真と記録を添付。