■八王子城 復元鳥瞰図

■陣馬高原下から鞍骨沢<アンコツサワ>左岸尾根に上る

 *陣馬高原下バス停(駐車場)の正面、宅地の間の路地を登ると墓場。そこから急斜面を上る踏み跡発見!

 *右手には福源寺墓地の裏手から鞍骨沢<アンコツサワ>左岸尾根に続く稜線が見える。その稜線まで踏み跡無き斜面を上ることも出来そうだ。

 *しばらく上ると足元の草木は無くなり針葉樹林帯、踏み跡ははっきりしないところもあるが樹木の幹に巻かれたテープを道案内にグングン高度を上げ、稜線・鞍骨沢<アンコツサワ>左岸尾根に出た。

 

■鞍骨沢左岸尾根を堂所山へ上る

 *左側・鞍骨沢側が開けた尾根道をグングン上る。

 *福源寺への分岐点には足元に標識(3番目の写真)もあった。

 *北高尾山稜が正面に見えて樹木へのテープ巻きもあるが、しっかりした踏み跡が北高尾山稜と並行に緩やかな勾配で続いており、こちらを上る。

 *北高尾山稜が近づいてくると、陣馬高原下方面から上ってくる踏み跡がある分岐に出た。この道が内田先輩が歩いたバリエーションルートのようだ。ここを左の曲り暫く進むと幅広い草原のような北高尾山稜に出た。

 *堂所山頂まで380m(標高差38m)素晴らしい高原ハイキングみち。

■堂所山山頂

 *山頂からは西に富士山、陣馬山方面の眺望が葉を落とした樹木のスリット越しに見える。

 *山頂で出合ったハイカーは2人のみ。山頂標識の写真を撮ると休憩することも無く足早に北高尾山稜方面に出発。

■堂所山から北高尾山稜を富士見台へ縦走

 *堂所山頂から関場峠まで標高差180m程下ると、あとは標高差50m程のアップダウンを繰り返し20程のピークを越える尾根歩き。

 *堂所山から富士見台まで、逆方向に歩く出合ったハイカーは5人程、そして追い抜く人は無し。北から吹き抜ける気持ちいい風を受けながら静かな尾根道歩きを満喫。

 *堂所山から富士見台まで昭文社「山と高原地図」でのコースタイムが170分のところを220分と3割増しのマイペースの独りテクテク歩きであった。

 *富士見台では頭に笠を被った富士が見れた。

■富士見台から八王子城山へ

 *富士見台から北高尾山稜を駒木野まで歩く計画を変更し、八王子城山に向かうことにした。

 *このルートそして八王子城の予備知識は全く無かったが、安土城を参考に戦国時代に築城された広大な山城の概要を知ることが出来るコースであった。

 *富士見台から標高差300m強、大天守閣跡(詰ノ城)~本丸跡~八王子神社~柵門台~金子丸~観音堂~管理事務所と土塁や石垣など曲輪<クルワ>を見ながらの下山ハイキングであった。